PF-JPA
 
【日本弁理士会】

就 任 ご 挨 拶
日本弁理士会会長
 中島 淳
 日本弁理士政治連盟の会員の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 日本弁理士会の会長に就任しました中島 淳です。平成19年度は、副会長の小林保さん、稲葉良幸さん、西脇民雄さん、板谷康夫さん、樺澤聡さん、山川茂樹さん、奥山尚一さん、正林真之さんと共に、全新執行部が一丸となって会務に全力投球しますので、皆様方どうかよろしくお願い致します。

 さて、本年度の活動がスタートして、まず直面したのが「弁理士法の一部を改正する法律案」でありました。我々弁理士にとりましては、平成12年の弁理士法大改正の見直しによる法改正でありますが、昨今の産業界における弁理士の役割の重要性が一層高まったことにより、弁理士の資質の向上、責任の明確化、専門職としての多様なニーズへの対応が求められ、今般も大幅な改正となりました。

 この法改正は、前年度の谷義一会長と日本弁理士政治連盟の加藤朝道会長が一致協力して行動され、日本弁理士会の最重要課題として全力を傾注し法案上程に奔走し、やっとの思いで実を結んだ結果です。この大きな成果を我々新執行部が引き継ぐことができて、その責任の重大さに身の引き締まる思いです。前執行部と日本弁理士政治連盟執行部に対して、心から敬意を表したいと存じます。

 日本弁理士政治連盟は、昭和49年に立法府である政党や国会議員への対応のため日本弁理士会の総会の斡旋決議に基づいて設立され、以来、国会議員に対する働きかけにおいて日本弁理士会を側面から大いに支えて来られました。今般の法改正においても、とりわけ日本弁理士政治連盟の活躍が大きな原動力となったことは弁理士全員が知るところであります。

 本年度は、改正の中身をしっかりと制度設計し、国民の弁理士に対する期待にしっかりと応えていく重要な年であります。これからの日本弁理士会の取り組みを立法、行政、司法、産業界など幅広く訴えて行かなければなりません。引き続き日本弁理士政治連盟の絶大なるご協力をお願いするとともに、これからも我々弁理士のために最大限の力を発揮し続けて頂きたいと存じます。

 最後に、日本弁理士政治連盟の益々のご発展と皆様の一層のご活躍とご多幸を、心からお祈り申し上げます。




この記事は弁政連フォーラム第171号(平成19年4月25日)に掲載されたものです。

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