今月のトピックス
　 　
　１．知財本部会合　2月24日
　２．弁理士制度推進議連臨時総会　2月28日　
　３．商標キャラバン隊活動報告・慰労会　3月10日
　４．レジオンドヌール勲章シュヴァリエ叙勲記念講演　3月15日

１．知財本部会合　2月24日
小泉総理の発言
「サミット等、国際社会でも最近はとみに知的財産の重要性、認識が高まってきた」
「今後、この知的財産戦略の面においても、日本は世界最先端の国でなければならない」

（知財戦略で世界最先端の国を目指すには、諸外国法制の模倣に留まることなく、制度面においても、先例のない独創性が求められよう。）

２．弁理士制度推進議連臨時総会　2月28日　
　中嶋特許庁長官以下庁幹部及び内閣官房知財戦略推進事務局嶋野・杉田両参事官の御参席の下、登録前研修を含む弁理士試験制度の改革について日本弁理士会及び当連盟の要望に基いて議論され、後掲のとおり検討事項4項目が確認された。
　時機を得た方向付けが政治面から打出されたものである。4月に立上予定の参構審知的財産政策部会・弁理士制度小委員会での審議の方向付けの基礎とされること、また知的財産推進計画2006に反映されることを強く希望する。

３．商標キャラバン隊活動報告・慰労会　3月10日
　保岡興治代議士(元法務大臣、弁理士制度推進議連特別顧問)、山本拓代議士(同事務局長)、荒井知財戦略推進事務局長、中嶋特許庁長官等来賓多数ご臨席を賜り、商標キャラバン隊の活動報告会が行われた。来賓各位から、これにより弁理士が地域にも見えるようになったとの地域の声が報告され、佐藤日本弁理士会会長は、今後も継続して行う意向を表明した。本年4月1日施行の商標法改正により地域団体商標制度がスタートする。弁理士の地域でのサービスがこれを機会に一層強化されることが期待される。

４．レジオンドヌール勲章シュヴァリエ叙勲記念講演　3月15日
　　荒井寿光内閣官房知的財産戦略推進事務局長
　「弁理士は知財立国のキー・プレーヤー」と題して、荒井事務局長による記念講演会が開催された。知的財産戦略の推進への貢献により、フランス国より叙勲された。荒井事務局長は、この叙勲は知的財産戦略を推進した関係者を代表してのものであるとし、弁理士には知財戦略をリードする大きな期待が寄せられていることを述べられた。
　日本弁理士会臨時総会の開催前に集まった弁理士一同大きな拍手をもってお祝いの意を表明した。