PF-JPA




就任のご挨拶
  

furuya.fumio
日本弁理士政治連盟
副会長 榎 本 英 俊



 この度、日本弁理士政治連盟(弁政連)副会長に就任することになりました榎本英俊と申します。本年で弁理士登録10年目になりますが、ベテランの先生の揃う副会長の中では、弁理士登録年数が最も短い弁政連の若手です。既に副会長としての活動は始まっておりますが、弁政連副会長は初めての就任であり、空気が読めないことも多々あります。そのような中で、先輩の先生方にご指導を賜りながら、会員の皆様にお役に立つための自分の立ち位置や行動を勉強している最中であります。
 弁政連は、「弁理士の地位の向上」、「弁理士の職域の保護」、「弁理士の職域の拡大」を目標に政治的な活動しておりますが、昨今、飛躍的に数が増えている登録年数5年以下の若手弁理士からの意見として、「弁政連は何をやっているのか分からない」という声をちらほら耳にします。弁政連は、外から見えにくい活動が多いため、納付した会費に対するメリットが見えないなどのご批判が多いのも現実です。
 「弁理士の地位の向上」、「弁理士の職域の保護」、「弁理士の職域の拡大」のためには、政治的なアプローチも当然必要であり、政治的なアプローチが弱いと、政治力の強い団体からの圧力で、弁理士が不利益を被る政策を推進される危険性もあります。従って、そのような動きを敏感に察知し、先手を打つべく、一生懸命活動をして参りたいと思っております。
 クローバル経済を基軸とした構造改革路線が進められてきた結果、我が弁理士業についても、規制緩和による種々の問題が生じてきている等、会員に不利益となる事態が散見されるようになって参りました。今こそ、規制緩和に対する我々業界の問題点を総括し、その問題点を国家国民の利益という観点から多くの国会議員に知ってもらう活動をマメに行わなければならないと思います。国政レベルでは、各政党間で、小泉構造改革路線の問題点が囁かれているところですが、そのような国政レベルの議論に弁理士関連の問題点も載せるべく、頑張って参ります。
 我々は、会員の皆様の利益のために頑張って活動しておりますので、会員の皆様には、弁政連の活動に対する一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  

この記事は弁政連フォーラム第199号(平成21年8月25日)に掲載したのものです。
Copyright &;copy 2000 Political Federation of JPA, All rights reserved.
日本弁理士政治連盟 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-4-2,弁理士会館内
E-mail: info@benseiren.gr.jp
Tel: 03-3581-1917 Fax: 03-3581-1890
更新日: