懸案となっていた弁政連のホームページは、このたび、広報委員会のホームページ部会（準備委員会）として発足し、現在、ムラにとらわれることなく、ホームページに詳しい俊英の諸先生にその立ち上げをご担当頂いている。

　ちなみに、現在のホームページ部会のメンバーは、部会長に西岡邦昭先生（ＰＡ）、委員として、久門亨先生（ＰＡ）、澤木紀一先生（春秋）、光野文子先生（春秋）、中村猛先生（南甲）、竹山宏明先生（同友）、梶原康稔先生（弁ク）の各先生方である。　現在、急ピッチで作業が進められいるが、以下に、西岡部会長の弁政連ホームページに関する具体的な内容とその進捗状況を報告していただく。

　弁政連ホームページの立ち上げにより、広く弁理士会内外の意見の徴集と知的所有権･弁理士制度の対外的アピールの一助になればよいと願っている。

　最後に、今回のホームページ部会の発足に際しては、弁政連前副会長の村田実先生の一方ならぬご尽力があり、ここに深甚の謝意を表したい。

　 弁政連ホームページは、本年１２月２１日に下記のサイトにて正式にオープンしましたので、お知らせいたします。

　１．弁政連ホームページ開設の趣旨
　現在、弁政連からは広報委員会のもとでペーパーの「弁政連フォーラム」が毎月発行されています。しかし、現今の司法制度改革論議を中心とした各界の動向及び情報は弁理士会会員のみならず、広く国内及び海外にも提供し、広く認識を求めるべきであるとの観点から、「弁政連フォーラム」のインターネット版の創設が望ましいとの結論に至ったと認識しております。

　２．弁政連ＨＰの開設方法
　弁政連のＨＰは、サービス提供会社の「ホスティングサービス」を利用し独自のJPNICドメイン (benseiren.gr.jp)で開設されました。ホスティングサービスというのは、サービス提供会社で管理しているサーバーシステムを複数のユーザーが共用するレンタル方式です。したがって、利用可能なファイル保存スペースはほどほどに制限されますが、安価に利用できるというメリットがあります。
　今回、ＨＰファイルの作成及び設置作業は全て部会メンバーが自前で行っています。ＨＰデザインの専門業者に委託すればもっと素敵なＨＰにできたと思いますが、弁政連ＨＰは文字情報が重要なコンテンツであると思いますので、ＨＰのデザイン等については目をつむっていただきたいと思います。
　現在の弁政連ＨＰは日本語バージョンのみですが、英語バージョンのＨＰも今後の予定に含まれております。

　３．弁政連ＨＰで公開する情報
　上記の趣旨から、弁政連ＨＰによる情報公開は、必然的にペーパーの「弁政連フォーラム」の発行と連動したものとなります。したがって、弁政連ＨＰには、ペーパーの「弁政連フォーラム」の本年１１月号以降の記事内容が順次転載されることとなります。過去のフォーラム記事については、残念ながら電子化されたデータファイルが残っていないため、ＨＰに載せるかどうかについては今後の検討課題となります。
　なお、ＨＰに掲載するフォーラム記事については、著作権の問題も考慮しつつ、可能な限り読みやすい形態にすることを心がけたいと思います。
　入手した情報を即座に公開できることがインターネットの大きなメリットの１つですが、逆に、情報公開の遅れは弁政連に対する信頼・評価を低下させることにもなりかねません。したがって、今後はインターネットのスピード性を活かした情報提供手順が十分検討されるべきであると思われます。

　４．今後のＨＰ運用方法について
　約１ヶ月の突貫工事でＨＰの開設作業が完了しました。今後は、インターネットによる情報提供のスピード性も重要になってくると思われますので、情報を管轄する広報委員会が中心となって望ましいＨＰ運用方法を確立していただくよう期待しております。

　５．終わりに
　弁政連ＨＰに関しご質問、ご意見等がございましたら、info@benseiren.gr.jp 宛にメールでお知らせ下さい。

　ＨＰの立ち上げに際しご協力いただきました当部会の先生方に、この場をお借りして御礼を申し上げるとともに、少なくともＨＰ運用が安定軌道に乗るまで引き続きご協力下さるようお願い申し上げます。