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保岡興治衆議院議員を囲む会報告

1月30日(水)の午前11時15分から霞山会館において、自由民主党知的財産戦略調査会長の保岡興治衆議院議員を囲む会を開催しました。当日は日本弁理士会から長濱範明副会長、田村爾副会長、古谷史旺次期会長、高梨範夫次期副会長、小島高城郎次期副会長、石橋良規次期副会長、石川憲次期副会長、弁政連から杉本勝徳会長代行、水野勝文副会長が出席し、近年グローバル化が加速し、中国・韓国の追い上げによる日本の国際環境が大きく変化する中、益々重要度が高まっている我が国の知的財産の将来展望について意見交換を行いました。
  最初に古谷次期会長、杉本弁政連会長代行から保岡先生の衆議院議員当選と知的財産戦略調査会長就任についてお祝いを申し上げたところ、保岡先生から、3年に及ぶ浪人時代に物心両面で弁理士会と弁政連と弁理士有志の皆さんが応援したことについて、心から謝意を表明されました。また、保岡先生から自民党の日本再生本部副本部長就任の話もお伺いし、自民党が全力で知財改革、規制改革、構造改革に取り組み日本経済再生を実現する決意であることを承りました。
  懇談では、先ず田村副会長から“知的財産制度が抱える問題点”について、@知財の創出、A知財の権利化、B知財権の活用、C中小企業の知財活用支援の観点から順番で説明し、専門家として弁理士を積極的に活用すること、弁理士は知財立国実現の中核的存在であることを訴え、そのために抜本的な弁理士法改正を行ない弁理士制度の拡充強化が急務であることを求めました。
続いて、古谷次期会長からは弁理士の秘匿特権関連規定導入の必要性、知的財産推進計画の抜本的見直し、杉本会長代行からは特許庁と知的財産戦略本部、知財高裁の機能強化を強く訴えました。
保岡先生から、自民党の日本再生本部、知的財産戦略調査会の方で、これから成長戦略、知財戦略を取りまとめられることをお聞きし、我々の方から知財専門家として協力させて頂くこと、積極的に提言させて頂くことを申し入れました。
最後に、保岡先生と我々一同で国家国民のため連携し努力していくことを申し合せ一時間に及ぶ懇談を終了しました。
 

この記事は弁政連フォーラム第240号(平成25年2月20日)に掲載したのものです。

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