PF-JPA
 佐藤ゆかり経済産業大臣
政務官と懇談



3月13日(水)、午後2時30分から経済産業省に佐藤ゆかり大臣政務官を表敬訪問し、約1時間にわたり懇談しました。日本弁理士会から奥山尚一会長、長濱範明副会長、古谷史旺次期会長、弁政連から杉本勝徳会長、水野勝文副会長、富崎元成副会長が出席しました。先ず経済産業大臣政務官就任のお祝いを申し上げ、これから知的財産制度と弁理士制度の発展のためにご尽力下さるようお願いしました。

最初に、奥山会長から来年の通常国会に提出予定の弁理士法改正に向けて佐藤大臣政務官の協力をお願いし、我々が考える弁理士制度の見直しの主な論点について説明しました。くわえて、我々は特に業務範囲、試験制度、使命条項、秘匿特権の4点に絞って必要性を訴えました。
 
佐藤ゆかり経済産業大臣政務官(真中)
佐藤大臣政務官から業務範囲に関しては、育成者権、著作権、特定不正競争等について所管官庁がそれぞれ異なる点、弁理士業務を行なう上での不都合な点をお尋ね頂き、我々は弁理士による知的財産に係る総合的なサービスの提供を可能とするため標榜業務の見直しによって知的財産制度全般への関与がユーザー側にとっても有益であることを訴えました。試験制度については、弁理士試験合格者の大幅増員の弊害も説明しながら、これからは量より質への転換が必要で、質重視への試験制度の見直しを求めました。使命条項については、佐藤大臣政務官から国家資格である以上、弁理士にとっても使命条項は必要であるとの見解もお示し頂きました。
佐藤先生とは自民党弁理士制度推進議員連盟の時から長い付き合いで、知的財産制度と弁理士制度に精通されておられることから前回参議院議員選挙においても弁政連として全力をあげて応援させて頂きました。見事に参議院選挙に当選を果たされ以来、いろいろな面で弁理士制度の拡充強化に取り組んで頂いております。このたび経済産業大臣政務官に就任され、まさに我々を所管する官庁の政務三役となられ、佐藤先生のこれからの活躍に大いに期待を寄せたいと思います。 
 

この記事は弁政連フォーラム第241号(平成25年3月25日)に掲載したのものです。

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