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会長代行就任ご挨拶
  

furuya.fumio
日本弁理士政治連盟
会長代行 杉 本 勝 徳



 古谷史旺弁政連会長が一時的に会長業務を休職することになり、私に会長代行のお鉢が廻って来ました。期間は9月から11月までのたった3ヵ月とは言え、大阪から上京するハンディで、スピィディに政治マターや政治家に対応できないし、第一、私はその器ではないと申し上げて固辞し続けました。しかし古谷会長の一言「いや、君しかいないよ」、この一言で決まりました。何しろ私は心地よい言葉にからっきし弱く、いちころです。
 さて、早速9月には会長代行の仕事が正副会長会にやってきました。9月14日です。「代行」て何だろう。そういえば民主党に代表代行と言うのがあった、そうそう野球の監督代行というのもあったあった、さて代行に似た役に「代理」というのがあるが、代理より代行の方が偉いのかな、我々弁理士の業務は代理であり代行ではない、すると弁理士は偉くないのか、代行がそのまま会長になることはあるが代理はあくまで代理か・・・な〜んて考えている内に正副会長会が終わってしまった。まあどっちでもいいや、古谷会長がカムバックするまでの間は会長以上の働らきをしようっと。
 しかし会長は大変だ、と言うことが直ぐに分かりましたね。弁理士会主催の研修会の招待が16日、特許庁長官への表敬訪問が17日、新しい内閣の総理大臣はじめ関係省庁の大臣・副大臣それに弁理士議員連盟の先生方への挨拶、続いて特許出願件数の激減対策、弁理士試験のあり方、特許法104条の3の影響調査とその対応、産業財産権以外の知的財産権に対する弁理士業務の対応等々、毎日のように弁理士業務の将来のため自分の日常業務を犠牲にして会長職を全うしなければならない事が、ほんの極く短い期間の代行業務で思い知った感じがします。
 やっぱり大阪にいるハンディは大きく、あわよくば代行のまま会長に・・・なんて考えないことにしなきゃ。副会長の先生方、理事の先生方、弁政連会員の先生方、全弁理士の先生方、事務局の方々、私ではとても古谷会長の代わりにはなりませんが、3か月間よろしくお引立て下さって、弁理士業務将来のために智慧とカネを宜しくお願いします。



この記事は弁政連フォーラム第214号(平成22年11月25日)に掲載したのものです。
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