日本弁理士政治連盟

今月のトピックス

1．細野特許庁長官を表敬訪問しました

１．細野特許庁長官を表敬訪問しました(８月５日（水））
８月５日（水）、午後２時３０分に特許庁長官室に細野哲弘長官を表敬訪問しました。細野長官は７月１４日に就任されたばかりで、同じく就任された山本雅史総務部長も同席されました。日本弁理士政治連盟からは古谷史旺会長、谷山守副会長、杉本勝徳副会長、飯田昭夫副会長、松尾憲一郎副会長、奥村茂樹副会長、富崎元成副会長、福田伸一副会長、丸山幸雄副会長が訪問し挨拶のあと、今後の特許行政と弁理士制度について意見交換を行いました。　古谷会長から知的財産の喫緊の課題として、特許庁と裁判所のダブルトラックこと、中国によるＩＴセキュリティ製品への強制認証制度のこと、地球温暖化防止対策のこと、中小企業支援対策としての審査請求料のこと、弁理士法改正のこと等様々な内容について率直に意見を申し上げました。細野長官におかれては、前は本省の製造産業局長に就いておられましたので国内産業はもとより米国、中国をはじめ世界各国産業の状況をよくご存知で、我々の意見に対しても直ぐにご理解頂いて、長官からは「知的財産は国の宝であり、企業、研究者、弁理士等様々な関係者の意見を聞いてバランスの取れた制度構築をしていきたい」とのお考えを拝聴しました。　最後に、月末に行われる衆議院議員選挙について古谷会長から細野長官に、日本弁理士政治連盟は選挙結果に拘らず、来るべき特許法の大幅改正に向けては特許庁と一致協力し立法府に対応することを申し上げました。
細野哲弘長官（前列中央）、山本雅史総務部長（後列左端）

この記事は弁政連フォーラム第１９９号（平成２１年８月２５日）に掲載したのものです。