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今月のトピックス
1.菅内閣副総理大臣、直嶋経済産業大臣、小沢環境大臣に面会を求め、
  地球温暖化対策に関する提言を提出


 
 10月7日(水)の午後3時40分に、直嶋正行経済産業大臣に面会を求めました。日本弁理士会から筒井大和会長、水野勝文副会長、鈴木一永執行理事、蔵持安治事務総長、政治連盟から古谷史旺会長、小川眞一副会長、丸山幸雄副会長が出席し、先ずは大臣ご就任の祝辞を申し上げ、経済産業省の政策分野である産業技術力強化、環境・エネルギー対策、中小企業対策、知的財産保護等の様々な政策課題について懇談をさせて頂きました。特に、鳩山首相が国連演説で宣言した2020年までに温室効果ガス排出1990年比25%削減目標を踏まえ「地球温暖化対策に関する提言」を提出させて頂きました。この提言の中で、我々が最も協力できる地球温暖化対策技術、技術標準および知的財産分野について説明し 、

菅副総理との面会
政策のポイントとして第一に“研究開発の一層の促進”、第二に“知的財産権の地球規模での包囲網の構築”、第三に“世界標準化”を戦略として打ち立てることが重要で、これらの政策実現が我が国産業を活性化し世界に於ける競争に打ち勝つ原動力になることを訴えました。くわえて実行するためには民間活力だけではなく国家の支援が不可欠であることも訴えました。大臣におかれては、我々の提言を受け止めて頂き、民主党政権として経済成長戦略の一環として地球温暖化対策を産業競争力の強化につなげるお考えをお持ちであることを承りました。
 この日は、幸いにも弁理士である菅直人内閣副総理大臣にも面会することができました。午後5時に内閣府の大臣室を訪問し、副総理というお立場でありながら貴重な時間を割いて頂いて、我々の提言に強い関心をお示し頂きました。菅副総理は科学技術政策も担当され科学技術の進歩と知的財産権の重要性は我々以上に高いご見識をお持ちで、菅副総理自ら先頭に立って科学技術創造立国と知的財産立国の実現を目指して行かれることをお聞きし一同安堵しました。
 更に、午後6時過ぎから環境省において小沢鋭仁環境大臣にも面会の時間を求めました。地球温暖化対策といえば我が国の環境政策をリードする環境省が中心になって取り組むべき対策であることから、環境大臣に直接我々の提言を申し上げる機会を得られたことは、大変有意義でありました。大臣からは、鳩山首相の国連での環境演説を取り上げて我々の提言と一致している点をご理解頂き心強い限りでした。
 一日で、内閣副総理大臣、経済産業大臣、環境大臣の主要閣僚にお目にかかり我々の提言を提出する機会を設けて頂いた知的財産制度改革推進議員連盟の大畠章宏会長には、心から感謝を申し上げたいと存じます。

 

菅副総理との面会
 

直嶋経済産業大臣との面会
 

小沢環境大臣との面会
 

■地球温暖化対策に関する提言(古谷 史旺)
 
 

この記事は弁政連フォーラム第201号(平成21年10月25日)に掲載したのものです。
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