PF-JPA




ご挨拶 


日本弁理士政治連盟
副会長 牛 木 譲


 この度、図らずも2回目の役員に就任いたしました。宜しくお願いいたします。
 昨年度は本会役員として、小池前会長らとともに弁理士法2次改正に向けて汗をかきました。この4月の衆議院通過の際には、笹島現会長の御計らいで本会議に私達旧役員も傍聴席からこの歴史的瞬間を確認する事ができたことは私にとって感無量の事でジーンと来るものがありました。
 この1年間ここまで来る間に小池前会長を中心に夜遅くまで議論をし、本会の意見をまとめ上げ、文書にして特許庁担当者に届け、ある時は夜半を回る時刻に庁議室に呼ばれて特許庁側と意見調整を行う事もありました。また、法案説明のため議員会館や自民党本部などに出かけ、各政党の議員の先生方にご理解していただくように励みました。このような国会対策は弁政連渡辺前会長ら役員のご協力を頂きました。
 さて、今年度に入り4月18日に文科省中教審から中間報告された「大学院における高度専門職業人養成」を受けて「知財専門職大学院構想」の具体が論議されるとともに、一方では「知財ビジネスアカデミー構想」も検討されているようであります。また、「知的財産基本法案」が打ち上げられ、現在その内容の適否が論議され始めています。しっかりした論議をして日本の将来を見誤る事のないように進めていきたいと思います。
 弁政連内部の組織固めの点では、従前よりいわれているように会費納入率の伸び悩み、政策論議に若い会員の意見をもっと反映させるなどの点でも改善を図っていかねばなリません。
 個人的には、1年間は骨休めをしたかったのですが皆様のご協力のもと務めてまいりたいと存じますのでご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。



  

この記事は弁政連フォーラム第118号(平成14年9月25日)に掲載したのものです。
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