日本弁理士政治連盟

［紹介］
日本弁理士政治連盟の組織と活動

日本弁理士会　　　　　
会長　中　島　　　淳
日本弁理士政治連盟　
会長　牛　木　　　護

　　日本弁理士会会員の皆様に対しまして、日本弁理士政治連盟の組織、活動そして活動費について説明させて頂きます。

　１．組織について

　日本弁理士政治連盟は、日本弁理士会の政治対策のために、日本弁理士会の総会決議に基づいて、弁理士業務および知的財産制度を推進するために、立法と行政において政治家や官僚に積極的な提言、意見の表明そして要望を行う活動を主体として設立された組織です。
　弁理士は全員が日本弁理士政治連盟に加入して頂くことになりますが、政治的な側面があることから、強制加入ではなく原則加入制度を採用しています。従って加入を望まない人は、その旨を届け出ることによって、加盟しないことも脱退することもできます。

　２．活動について

　日本弁理士政治連盟は、多数の国会議員で構成されている弁理士制度推進議員連盟（自民党）、知的財産制度改革推進議員連盟（民主党）、知的財産制度議員懇話会（公明党）を活動の拠点として、弁理士法や知的財産権法の改正を積極的に働きかけて、我々弁理士の業務の推進を図っています。最近では、知的財産高等裁判所の創設、弁理士の特定侵害訴訟代理権の獲得、弁理士法の一部を改正する法律、更に弁理士の地位向上のために弁理士試験・研修制度拡充と弁理士業務拡大等の制度改革に力を入れています。

　３．活動費について

　日本弁理士政治連盟の活動費については、公益法人である日本弁理士会が負担するには法的な制限が大きく問題があり、活動費の殆どは日本弁理士政治連盟加入会員の会費によって賄われています。このような状況において、日本弁理士政治連盟がより充実した活動を遂行するためにも、皆様に是非とも日本弁理士政治連盟に加入して頂き、年間２万円を活動費として支出していただきたくお願い申し上げます。皆様の会費納入により弁理士の将来の展望をより明るいものにする活動ができることになります。
　尚、自動振替の手続をお取りいただくと５％の優遇が適用されます。

この記事は弁政連フォーラム第１８１号（平成２０年２月２５日）に掲載したのものです。