PF-JPA
 
弁政連活動報告 


☆平成21年8月4日(火)
午前8時20分からホテルオークラ東京において中川秀直議員主催の「第100回モーニングセミナー」が開催され、日本弁理士会から筒井会長、水野副会長、井上副会長、弁政連から古谷会長、白井副会長、森顧問が出席した。

☆平成21年8月5日(水)
午前8時から帝国ホテルにおいて保岡興治議員主催の「モーニングセミナー定例会」が開催され、日本弁理士会から西島副会長、本多副会長、弁政連から福田副会長、森顧問が出席した。


編集後記

  今、衆議院議員選挙が終わってホッとしているのが実感です。昨年の10月位から解散の声が聞こえて来て、その頃から弁政連も選挙対策本部を設置し万全の準備をずっと続けてまいりました。役員一同この長い間の緊張感と責任感の重みから解放されて、安心できたのが実情です。
 さて、今般の選挙では民主党が308議席を獲得し第一党になりました。自由民主党、公明党に代わって社会民主党、国民新党と一緒になって連立政権が誕生します。巷では戦後初めて本格的な政権交代が実現することで、米国のような二大政党制の始まりになると評価されています。何れにせよ政策の大転換が求められることでしょう。既に高速道路無料化、年金・医療・介護の社会保障制度拡充など国民の生活に直結した政策に優先的に予算配分し内需主導型の経済成長への転換がアピールされています。当然これらの身近な政策も重要ですが、くわえて資源の乏しい日本の将来を考えると成長戦略の基礎となる産業競争力の強化、そのための科学技術の発展と知的財産制度の拡充は未来永劫続けていかなければならない重要な国家戦略であると考えます。
 前政権が進めてきた科学技術創造立国と知的財産立国の実現は未だ途上であり、新政権においても引き続き国家戦略の支柱として取り組んで頂きたいと思います。幸いにも、民主党政策集「INDEX 2009」には“知的財産立国の実現”が提唱されており、しかも、新政権では新組織として総理直轄の国家戦略局が設置され、我々の同士でもあり科学技術と知的財産の重要性を最も理解されている菅直人先生が担当大臣に就任されるとうかがっております。
 今後の新政権の独自の新しい知財戦略に期待を込めてエールを送りたいと思います。



(福田伸一)

この記事は弁政連フォーラム第200号(平成21年9月25日)に掲載されたものです。

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