PF-JPA
 
弁政連活動報告 


☆平成21年9月7日(月)、午後1時から全社協・灘尾ホールにおいて日本弁理士会中央知的財産研究所主催の「第7回公開フォーラム」が開催され、古谷会長が出席した。
☆平成21年9月16日(水)、正午から憲政記念館において秋元司議員主催の「昼食勉強会9月定例会」が開催され、白井副会長が出席した。
☆平成21年9月18日(金)、午後4時20分からグランドプリンスホテル赤坂において日本税理士政治連盟主催の「第43回定期大会懇親会」が開催され、古谷会長が出席した。
☆平成21年9月24日(木)、午前8時からKKRホテル東京において木俣佳丈議員主催の「第54回朝食勉強会」が開催され、井内副会長、森顧問が出席した。
☆平成21年9月30日(水)、正午から永楽倶楽部において小林興起議員主催の「昼食勉強会9月定例会」が開催され、古谷会長、白井副会長が出席した。
☆平成21年9月30日(水)、午前8時から帝国ホテルにおいて甘利明議員主催の「Vision E21 第71回セミナー」が開催され、日本弁理士会から筒井会長、本多副会長、弁政連から古谷会長、富崎副会長が出席した。


編集後記

 我々が考えた「地球温暖化対策に関する提言」を菅副総理、直嶋経済産業大臣、小沢環境大臣に披露してまいりました。なかなか大臣のお時間が取れず難儀しましたが、大畠知財議連会長のご尽力でやっとお目にかかることができてホッとしました。こういうものは、時機を外すと価値が全く無くなってしまいます。鳩山首相は国連の環境演説で、2020年までに温室効果ガスの排出量1990年比25%削減目標を掲げられ、おそらく鳩山首相の臨時国会冒頭の所信表明演説には環境・地球温暖化は主要なテーマになることでしょう。我々は、この目標を達成するためには、技術革新が最も有効な手段であると考えています。このチャンスを逃さず弁理士の能力を最大限、新政権と国民にアピールしていきたいと思います。
 さて、平成21年度の論文式筆記試験の合格者は驚くことに944名になりました。前年度は601名でした。合格者が増えた一番の理由は、平成20年度合格者から短答式・論文式[必須科目]筆記試験が2年間免除(論文式筆記試験の選択科目合格者は永続的免除)されることになったからです。このままの状況でいくと最終合格者は1,000名に達することでしょう。来年度は、もっと増えることが予想されます。
 皆さんご存知の「知的財産推進計画」では2008年の“弁理士の大幅な増員”から2009年は“弁理士の必要な増員”に改訂され“資質の向上”が一層求められるようになっています。今回の合格者の大幅増加は知的財産推進計画に合致しているのかどうか、私は甚だ疑問を感じています。平成10年以降、規制緩和と司法制度改革の流れに乗って特許庁は弁理士試験制度を改正し年々弁理士の大幅増員を行ってきた結果、来年度にはいよいよ1万人に到達する恐れがあります。司法試験の合格者増も頭打ちの状況であり、そろそろ、ユーザーニーズにあった適正な弁理士数と質を重視した試験制度のあり方について真剣に検討する時期がやって来たと感じているのは、私だけでしょうか。
(丸山幸雄)

この記事は弁政連フォーラム第201号(平成21年10月25日)に掲載されたものです。

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