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![]() 日本弁理士政治連盟
副会長 粕 川 敏 夫 |
この度、弁理士政治連盟の副会長を拝命いたしました粕川敏夫でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 これまで私は、弁理士政治連盟との関わりはほとんど無く、弁政連というと「一部の政治家との交流が好きな人たちの集まり」程度しか思っておらず、毎月届く「弁政連フォーラム」もほとんど読まずに捨てるような模範的な無関心会員でした。 しかし、一昨年に会派の副幹事長となり、弁政連との会合を通じて、弁政連の活動というものがどのようなものなのか、またその活動が私たちの仕事の基盤である弁理士制度、知的財産制度にどれだけ重要なのか感じることができました。 私もここ半年ほど弁政連の活動に関わらせていただき、日ごろ早朝から行われる政治家の勉強会等への出席、議員を訪問して弁理士法改正の根回し、国会の委員会等での傍聴など、泥臭い日々の活動ではありますが、日ごろからの政治家との付き合いが、我々弁理士の主張への「聞く耳」を育てることを実感しております。 出願件数が減った、権利を行使しようとしても無効にされるなどと嘆いてばかりいても我々の将来は何も変わりません。今回の弁理士法改正を通じて、弁理士全員が弁政連を通じて日ごろから訴えかけることにより、徐々にではありますが知財制度、弁理士制度の大きな枠組みも変えることができ、私たちの未来を開くことができると思っております。 今必要なことは、若い方もまたベテランの方も、弁理士制度が未来永劫磐石ではないという危機感を持っていただき、少しでも我々の弁理士制度と政治とのかかわりに興味を持っていただくことだと思います。政治が全てではありませんが、弁理士一人ひとりが、これからの将来の知財制度、弁理士制度を考え、弁政連を通じて発信できればと思っております。 まだまだ若輩で、分からないことも多々ございますが、精一杯務めさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 以上
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