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弁政連フォーラム 第330号 令和2年10月15日

自由民主党・国民の声「藤末健三」参議院議員との面談について


令和2年8月19日に日本弁理士政治連盟の水野会長、大澤副会長及び高橋副会長は、自由民主党・国民の声の藤末健三参議院議員と面談をしました。

面談の中で水野会長から、今年の5月に自由民主党知的財産戦略調査会がまとめた提言にある、セキュリティ・クリアランス制度(重要な技術情報は、情報漏洩の恐れがないと認定された人物しかアクセスできないようにする制度)については、中小企業や中堅企業などが機微技術を管理する際の参考になるし、世界に出て活動しようとする際にもとても良いことであり、イノベーションが自律的、持続的に生まれ続けていくイノベーション・エコシステムの確立にも寄与するとお話ししました。
また、同提言書にある、特許出願等の在り方について、軍事に転用できる技術などを非公開にするいわゆる秘密特許制度についても藤末議員と活発に議論しました。

さらに、産業構造審議会 知的財産分科会 特許制度小委員会の「AI・IoT技術の時代にふさわしい特許制度の在り方─中間とりまとめ─」報告書(案)に対する意見募集に対して、弁政連から、イノベーション・エコシステムを加速させるために二段階訴訟制度の創設を早急に進めるべきとの意見書を出したことも報告したところ、藤末議員からも非常に好意的なお話をいただき、積極的に意見交換を行いました。

藤末議員におかれましては、非常にご多忙のところ我々の訪問を受け入れてくださり、略儀ながら本誌面をもって御礼申し上げます。

左から高橋副会長、大澤副会長、水野会長、藤末健三議員

左から高橋副会長、大澤副会長、水野会長、藤末健三議員

面談の様子

面談の様子

この記事は弁政連フォーラム第330号(令和2年10月15日)に掲載したものです。

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